「桑原流」と呼ばれる豪快な作風で知られる著者の1987年以降に発表した詰将棋の中から120作を選んだ傑作集。
前著『実戦に強くなるガチンコ詰将棋』の上級編。
序文:内藤國雄九段。

【本書の構成】
・11~13手詰 21題
・15~17手詰 70題
・19~29手詰 29題
(発表年月順の掲載になっており、詰め手数は順不同)

【著者プロフィール】
桑原辰雄(くわばら・たつお)
実戦型詰将棋の雄として知られ、優秀な詰将棋作品に贈られる塚田賞で、短篇、中篇部門各1回受賞。詰将棋作品は、「近代将棋」入選300回以上、「将棋世界」入選200回以上、その他多数発表。
著書に『実戦に強くなるガチンコ詰将棋』(双峰社)、『勝つための詰将棋81』『続・勝つための詰将棋81』(以上、毎日コミュニケーションズ)、詰将棋作品集に『妙義図式』『赤城図式』がある。